ゴルフスイング未経験の武井壮さんが1年で69を出したトレーニング理論とは?

ゴルフ未経験の武井壮さんが1年で69を出したトレーニング理論とは?

みなさん こんにちは 中山です。

 

アメトークという番組で『運動神経悪い芸人』というコーナーが以前から人気ですが、あれめちゃくちゃおもしろいんですよね!

わが家でもこどもたちと一緒に見ていて爆笑しています。

 

でも、あのコーナーに出ている運動神経が悪いといわれる芸人さんたちは、きっと頭の中ではお手本通り、イメージ通りの動きはあるのですが、残念ながら自分のからだでそれが再現できていないため、おかしな動きになっているんです。

 

そうです。

運動神経がいい人、悪い人の違いは、イメージ通りの動きをできるかできないかの違いだけです。

 

今日お話しするのは、運動神経が良いと言われるゴルフ初心者の人がゴルフを始めて1年で69のベストスコアを出したトレーニング理論についてご紹介します。

 

『ベストスコアを更新する、飛距離をあげるために日夜ゴルフの研究、練習に励んでいるけど、なかなか成果が出ない。』

『練習する時間がないから効率的に手っ取り早く成果を出す練習方法やトレーニング方法が知りたい。』

 

そんな欲張りな方には、目からウロコのトレーニング方法です。

 

ゴルフを始めて1年後に69を出した武井壮さん

今、テレビで観ない日はほとんどないというくらいテレビに出ている日本を代表する百獣の王、武井壮さんw。

日本を代表する百獣の王、武井壮さん

武井壮さん オフィシャルサイト

本日紹介するトレーニング方法は、武井壮さんが現在も毎日行っているトレーニング方法です。

このトレーニングをご紹介する前に簡単に武井壮さんの生い立ちとこれまでを見てみましょう。

 

百獣の王 武井壮さんのゴルフとの出会い

小学校、中学校で野球を始め、高校ではボクシング、大学から陸上(短距離ののち10種競技)を始める。

1997年には日本陸上競技選手権大会十種競技で優勝。この時点での競技歴は2年半。

(この大会で記録した100m10秒57は2015年まで破られることがありませんでした。)

 

しかし大会翌日に陸上競技場の周りを歩いてみると、誰からも声をかけられません。

日本では陸上競技で日本一になってもそれほど注目されない。

そんな現実を目の当たりにして大変ショックを受けたそうです。

 

一方でその当時、日本でゴルフ界が大変盛り上がっていました。

というのも、アメリカのタイガー・ウッズが全盛期で、日本のゴルフ界もその恩恵でゴルフ熱がとても高まっていました。

 

また、日本のあるゴルフクラブメーカーも、有望なゴルファーを集めてアメリカ留学させようというプロジェクトを立ち上げていました。

ある日、そのプロジェクトの雑誌広告が武井さんの目にも止まり、武井さんは迷わず応募しました。

ゴルフクラブのグリップすら握ったことがないのに!(笑)

 

というわけで、武井さんは日本陸上競技選手権大会十種競技優勝という日本一のタイトルをあっさりと見限り、世界で最も注目されている競技のひとつであるゴルフの道を選択し、まったくのゴルフ初心者の状態の24歳からアメリカに2年間ゴルフ留学しました。

にもかかわらず、1年でベストスコア69が出せたというから驚きます。(((( ;゚Д゚)))

 

ちなみに、いまでもドライバーで300ヤード以上飛ばすそうです。。。

 

武井壮さんが10歳で考え出したトレーニング理論があまりに本質

武井壮さんがこのトレーニング方法を考案し、実行しはじめたのは彼が10歳の時。

当時、野球をやっていた自分のスイングフォームをビデオで見た時に、理想とするスイングとあまりにかけ離れたスイングをしていたため愕然としたそうです。

 

頭の中のイメージと実際の自分のからだの動きは、こんなにも違うものなのか。。。

と知った彼は、この時からスイングなどの『技術練習』はほとんど行わず、自分のからだをイメージ通りに動かすトレーニングに集中してきたそうです。

 

自分のからだを意のままにコントロールするトレーニングとは?

自分のからだを意のままにコントロールするトレーニングとは?

自分のからだを意のままに正確にコントロール

平常時に自分のからだを意のままにコントロールできないにもかかわらず、動いているボールを的確に打つ事なんてできるはずがない。

という、言われてみたら至極当然という見解に10歳で到達した武井壮さんは、その日以降毎日自分のからだをコントロールするためのトレーニングを行っているそうです。

 

ご自身のからだをどれだけ正確にコントロールできているか知ることができるテストがあります。

 

目をつぶって、両腕を肩と同じ高さにあげてみましょう。

そして、目を開けます。

 

この時、両腕は地面と水平に上がっていますか?

左右差はありませんか?

 

ほとんどの人がほとんど水平に腕を上げることができないと思います。

ほんの数センチくらいかもしれませんが、上だったり下だったりしていると思います。

 

この数センチのからだの動きの差がゴルフクラブでゴルフボールを打った時に、100ヤード、200ヤード先ではどれくらいの左右差が出るのかは、ゴルファーの皆さんなら、イヤというほどわかっていると思いますw。

ちなみにドライバーでインパクトの瞬間にフェースが4度開くと200ヤード先では14ヤードもターゲットラインから右にずれます。

これが8度になると倍の28ヤードのズレが生じ、致命的なミスになります。

 

さらに重要なのは、両腕が水平に上がっている位置とその感覚を知る、ということです。

 

この感覚こそが基準になり、誤った動作をしてしまった時でもこの基準となる位置に戻すことが可能になります。

また、このような基準となる位置を多く設けておくことで、さらに精度が高い動作の修正も可能になります。

 

武井壮さんはこの理論と考え方を日常動作の中でも取り入れて、トレーニングとしています。

例えば、コップで水を飲む時。

武井壮さんは自分のからだを意のままにコントロールするトレーニングとは?

コップの水を飲むのもトレーニング

 

何気なく腕や指を動かしてコップを握って口まで運べば、これはただのコップで水を飲むという動作になります。

しかし武井壮さんの場合、この日常の動作すらトレーニングであると言います。

 

指が最も気持ちよくコップを握ることができるように、指の関節をコップの曲面に合わせるように動かすことを意識しながらコップを握る。

何気ない日常動作に、どこをどうやって握るかという明確な目標と、そのためにどの筋肉、関節をどのように動かさなければいけないかという必要な部位の動作を設定する、というトレーニング方法です。

 

武井壮さんはこれを『ボディコントロールトレーニング』と言っています。

 

あらゆるスポーツのすべての動作は、自分が意図した動きを正確に再現して最高のパフォーマンスを発揮することです。

そして、日常の『コップの水を飲む』という動作にも、目標や意図、そのために必要な各部位の動作を意識することで、あらゆるスポーツのトレーニングになる、というのが、このボディコントロールトレーニングの理論の根幹です。

 

また、武井壮さんは上のような日常動作におけるトレーニングで、自分が意図する動きができなかった場合、つまり上でいうコップの水を飲むという動作の時に、自分が意図する動きでコップが握れなかった場合には、その水はしばらく飲まない、という徹底した競技志向w。

 

このトレーニングを24時間365日、10歳から現在まで毎日続けているという武井壮さんは、『普通の人が10年かけて到達するパフォーマンスを2、3年で達成する自信がある』そうです。

 

ボディコントロール=運動神経

昔、小学校や中学校の時にいませんでしたか?

1、2回練習しただけで、すぐに何でもできるようになる『器用』な子。

このような子たちは、まさに『運動神経が良い』と言われる子です。

 

脚が速い、サッカーがうまい、というのは、特定の技術、能力が高いということであり、ここでいう運動神経が良いとは違います。

つまり、運動神経がいい人は『完コピ(完全コピー)能力』が高い、と言えます。

運動神経がいい人は『完コピ(完全コピー)能力』が高い

運動神経とは動作を再現する能力

ほんの数回お手本を見るだけで、同じ動作を自分のからだで再現する能力です。

実際、武井壮さんも10種競技をやっていた時でも、10種の競技を1人で行わなければいけないにもかかわらず競技ごとの技術練習はほとんど行わず、キレイなフォームの人の動きを徹底的に見て真似していただけと言っています。

 

武井さんが1年でベストスコア69を出したのも、グリップの握り方からアドレス、スイングまで、周りの仲間の技術を見て真似しただけと言っています。

正確に自分のからだを動かす能力、ボディーコントロールの技術は、それだけ有効ということです。

 

幼少期からボディーコントロールの訓練を行っていた武井さんならではの練習方法ですよね。

そもそも、ボディーコントロールの技術がない人には真似することも難しいはずです。

 

運動神経=脳から筋肉への正確かつ迅速な指令

ハテナゴルフでは、スイングの技術的な指導、アドバイスはほとんど行っておらず、それ以前のスイング動作に必要な筋肉や関節の在り方、整え方について解説しています。

一方で武井壮さんは、技術や体力の向上よりも、そもそも正確かつ迅速にからだを動かすことの重要性を説いており、これは一種の脳トレにも通じると言えます。

いずれも特定の競技、スポーツに限られる能力ではなく、すべての競技、動作に必要な普遍的な理論とトレーニングです。

 

日々の動作の中で、自分のからだの動作、動きを規定してコントロールするという考え方は正直『疲れる』と思いますが、自分の何気ない動作に基準を設けて精度を向上させていくことはスポーツ本来の目的から考えると、自然と言えますね。

 

日本屈指のボディコントロール技術をもつ室伏浩二という男!

ちなみに、このボディコントロールの技術が日本で最も優れていると言われているのが、ハンマー投げでおなじみの室伏浩二選手。

タレントの照英さんがやり投げの選手で活躍していた当時、国体のやり投げの試合に室伏選手が出場。

 

もちろん、室伏選手はハンマー投げの選手だからやり投げの経験はありませんでしたが、結果は準優勝!

照英さんが室伏さんに『どれだけ練習したの?』と聞くと、『駐車場で石投げて練習しただけ』と言われて大変ショックを受けたそうですw。

 

ボディコントロールの技術は、未経験の種目でも追求すれば国体で準優勝するレベルまでいってしまうという、私たち一般人には参考にすらならない事例がありますw。

 

武井壮さんが1年で69を出したトレーニング理論のまとめ

ゴルフ関連のサイトや雑誌を見ていると、どんどん新たなスイング理論や技術指導の解説がでてきますよね。

自分のゴルフ技術のなさや自信のなさからか、それらの新しい情報が出る度に飛びついてしまい、ぼくも含めて多くの人がこれらの日替わりの理論や技術に左右され過ぎているような気がします。

 

本当は単純なスイング動作を、自分で複雑に解釈してしまっているのでは?とすら思います。

ゴルフスイングの考え方自体は非常にシンプルなものです。

こちらにまとめてありますので、ぜひご一読ください。

【ゴルフ初心者必見!】ロボットでもできる『正しいゴルフスイング』の基本理論とは?

 

武井壮さんのような『自分のからだを意のままにコントロールする』という考え方や、解剖学や物理学など普遍的な知識をゴルフスイングという動作に置き換えて考えることで、ゴルフをもっとシンプルにわかりやすく楽しんでみたいと思います。

 

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ゴルフ未経験の武井壮さんが1年で69を出したトレーニング理論とは?

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