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【ラジ生?第6、7回】ミスとケガを減らすための ゴルフスイングに必要な正しい動作とは?

ミスとケガを減らすための ゴルフスイングに必要な正しい動作とは?

みなさん こんにちは。

 

前回のラウンドでランニングアプローチがズバズバ決まって調子に乗っている中山です。

芝が薄いこの時期はランニングアプローチがいいということを聞いたので、早速やってみたらチャックリやトップも減りました。

 

もっと早く知りたかったですw。

 

さて、今回はラジ生?第6回、第7回放送の解説記事となります。

過去の放送内容はこちらをご確認ください。
ハテナゴルフのラジ生? 過去の放送内容

 

今回の放送テーマは『スイングの各相における正しい身体の動かし方』についてです。

 

 

ゴルフクラブでボールを打つという動作に必要な筋肉や関節の動きがわかることで、効率よくスイングすることができます。

今回も引き続き中村トレーナーにお話を伺いました。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]中村トレーナー、今日もよろしくお願いします![/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]よろしくお願いします!   [/speech_bubble]

 

ボールにアドレスする前に知っておかなければいけないこと

 

ボールにアドレスする前に知っておかなければいけないこと

アドレスがなぜこの状態か考えたことありますか??

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]いきなりですが、中山さんに質問です。ゴルフクラブでボールを打つとき、なぜ上の写真のような状態、姿勢なんですか?

なぜ、飛球線に対して体を横に向けているんですか?正面向いたらダメなんですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]え!?だってクラブフェイスを飛球線に向けようと思うと、こう構えるしかないですよね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]それならクラブフェイスを飛球線に向けたまま、からだを正面に向けたらダメなんですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]別にそれでも打とうと思えば打てますけど、うまく力がはいらないし上手く狙えないし全然飛距離も出ないと思います。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]そうなんです、アドレスってそういうことなんです。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]え、どういうこと??(笑)[/speech_bubble]

 

 

ゴルフスイングにおけるアドレスとは、ゴルフクラブという道具を使ってボールを狙ったところに効率的に打つという動作に必要な準備をしている状態です。

その準備をするにあたっては、ゴルフクラブの形状や長さ、特性などを考慮した『準備』をする必要があります。

 

例えば、ゴルフは地面やティーにあるボールを打つ競技です。

 

『ボールは地面から100cm以上離した状態で打たなければいけない』とか、『打ったボールは地面から100cm以上う欠かしてはいけない』というルールであれば、ゴルフクラブの形状やボールを効率的に飛ばすためのスイングは、必ず今とは異なるものになるはずです。

ボールにアドレスする前に知っておかなければいけないこと

こうなると違う競技です。

 

今のルールがあるから、それに即したゴルフクラブの形状や長さという規格が決められ、各メーカーはこの規格の中で最も飛距離も出て曲がりにくいであろうゴルフクラブを開発して、それが流通しているのです。

 

であるならば、一連のゴルフスイングもゴルフクラブが持つ性能、ポテンシャルが最大限発揮できる動作である必要があり、アドレスはそのゴルフスイングのための最も重要な準備動作であると言えます。

したがって、ゴルフクラブの握り方、いわゆるグリップだけでなく、ゴルフクラブの長さを加味した前傾姿勢の角度、ロフトやライ角をを加味した手の位置など、アドレスも含めるすべての所作、動作はゴルフクラブの性能、特性を考慮した状態、姿勢でなければいけません。

ボールにアドレスする前に知っておかなければいけないこと

ゴルフスイングは、クラブの形状や特徴を発揮させる物理運動です。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]そこまで考えてアドレスしたことありませんでした。。。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]いやいや、そこだけ考えればいいんですよ。そうすれば必要な動作も必要なからだの動きもおのずとわかってきますから![/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]なるほど![/speech_bubble]

 

アドレス時の正しい身体の使い方とは?

 

まず、よくあるのは猫背腰の反り過ぎなどの姿勢です。

このような姿勢にあることは、体幹が回旋しにくいばかりかスライスなどのトラブルや腰の痛みやケガにつながってしまいます。

アドレス時の正しい身体の使い方とは?

猫背!!

 

さらに注意しなければいけないのは首の角度です。

 

カップリングモーションと言って、首が下を向き過ぎてしまうことで背骨の可動域も変わってしまいます。

ボールの位置が身体に近づくショートアイアンやウェッジなどを使う時には、下を向き過ぎてしまわないように注意が必要です。

体幹を回旋しやすい正しい姿勢を維持したうえで、ゴルフクラブの長さやライ角を意識して膝や股関節で前傾姿勢の角度を調整していきます。

 

そして、最後はドローインです。

お尻の穴を締めるようにお腹に力を入れたままアドレスしてスイングを開始して、テイクバックに入りましょう!

アドレス時の正しい身体の使い方とは?

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]ぼくは最近、首の角度とドローインをアドレスで意識するようになってから、トラブルが少なくなったような気がします。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]意識する場所は人それぞれですが、あまり多くを意識しすぎると過度の緊張で動けなくなってしまいますので、気を付けて下さいね。[/speech_bubble]

 

テイクバックでの正しい身体の使い方とは?

腰の回転

テイクバックでは、腰が飛球線と逆(正面から見て左)に流れてしまうスウェイの人がいます。

スウェイしてしまうことで腰が左に動いてスイングの回転軸も動いてしまうことになり、ボールを打つインパクトの時にアドレス時の位置に戻す必要があるため、ショットの再現性が著しく低下してしまいます。

 

スウェイの原因は、足を止めてテイクバックすることができていないためお尻を振ってしまうことが原因です。

 

足を止めてテイクバックするためには、アドレスの位置で右の股関節を後ろに引くように動くことでその場で腰を回すことが可能になります。

この時、右膝を伸ばしてしまうと左足が内側に入ってしまい痛みやケガの原因になるだけでなく、トップやダフリの原因となってしまいます。

 

右足の親指下(母趾球)に荷重を乗せるイメージをしながら、右足が伸びきってしまわないように右の股関節を後に引くことで、その場で腰を回しながらスイングエネルギーを蓄えるテイクバックを作ることができます。

 

胸郭の回旋

腰と同様、軸を意識しながら胸郭を回旋させていきます。

テイクバックでは、胸椎を軸に右肩関節を後退=リトラクション、左肩関節を前突=プロトラクションさせることを意識することで胸椎を軸とした回旋が可能になります。

テイクバックでの正しい身体の使い方とは?胸郭の回旋

肩甲骨の使い方が重要です!

無理して肩から腕を伸ばそうとしてしまうと、肩関節を痛めることになりますので注意してください。

肩関節の動きについては、こちらの記事でも解説しています。
【ラジ生?第4回】ゴルファーに多い肩のケガとストレッチによる予防法について

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]最近は大きなトップポジションをつくることよりも、肩の痛みの再発が怖いので、肩甲骨のプロトラクションとリトラクションを意識しています![/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]肩甲骨を正しく動かすだけでも飛距離も方向性も大きく落ちないし、痛みが出ることもないからメリットだらけです![/speech_bubble]

 

 

トップでの正しい身体の使い方とは?

 

トップをつくるというと、自分のからだの柔軟性を無視したオーバースイングや過度に振りかぶったトップポジションをつくる人がいますが、パフォーマンスだけでなくケガのリスクを考慮するうえでも、トップでも回旋のゆとりをもつのが望ましいと言えます。

胸椎がは12個あり、腰椎と比べて回旋可動域が大きいため、この人体の構造上の特徴を活かしたポジションが有効になります。

 

胸椎の回旋可動域を大きく制限する恐れのあるチェストグリッピングへの対策は、腰痛予防の観点からも不可欠と言えます。

チェストグリッピングの原因となる腹斜筋をリリースする

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]腹斜筋リリースを続けたおかげで、先日のラウンドでも中村トレーナーに褒められましたよ![/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]明らかに胸郭の回旋可動域も大きくなっていて、リリースの成果が出ていましたよね![/speech_bubble]

 

切り返しでの正しい身体の使い方とは?

 

筋肉が一瞬伸ばされて筋紡錘(筋肉の固有受容器)が伸張される縮むという身体の反応は、歩行などの動作で活用されます。

脚気の検査はこの反応を利用した検査ですね。

 

最大位まで回旋しないうちにダウンスイングが始まると固有受容器の刺激が強くなります。

最近では、松山英樹プロのようにトップで止まる選手がいますが、これも固有受容器の反応を利用したスイングと言えます。

 

この反応をスイングに活かすためには、左足に荷重が乗ることが重要になります。

脚の力で左股関節を伸ばすことで重心移動と左股関節の内旋を可能にして、素早いスイングを行います。

 

骨盤が左に向き始めると、クラブを持った両手は自然と下に下がるため、ゴルフクラブが地面と水平になる右ポケットポジションまでは、骨盤の回旋運動だけで行うことができます。

しかし、左肩関節の前突を維持していないと胸が開いた状態になり、スライスの原因となります。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoki.png” name=”中村トレーナー”]左肩を前突することができていないと、こんなスイングになってしまいますので気を付けて下さい。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”nakayama.jpg” name=”なかやま”]もうこれ以上、さらさないでください~!( ノД`)[/speech_bubble]

 

 インパクトにおける正しい身体の使い方とは?

 

いよいよゴルフクラブでボールを打つという時には、前腕(肘から下の腕)の回内、回外という動作が入ります。

これは、右手でドアノブを回す動作と同じで、ドアノブを右(体の外側)に回す動作を回外、ドアノブを左(体の内側)に回す動作を回内と言います。

インパクトにおける正しい身体の使い方とは?

右手でドアノブを右に回す時は回外、左に回す時は回内

 

ボールを打つ時には回内動作になり、一般的にアームローテーションと言われますが、あまり難しい事を意識せずに右手のひらがクラブフェイスのイメージでインパクトを迎えましょう。

シャンクが出やすい方は、インパクトの時に右手のひらが上を向いてしまっている可能性がありますので、右手のひらを飛球線方向に向ける意識でインパクトを迎えましょう。

 

 

インパクトでは右肩甲骨を前突=プロトラクション、左肩甲骨を後退=リトラクションして胸を回すイメージで行います。

この肩甲骨でインパクトするイメージがないと、左の肘が曲がってしまって脇が開いてしまいます。

 

肘を伸ばしたまま腕を回そうと思うと左肩を後ろに引くしかありません。

こうすることで、両手が伸びたままクラブの遠心力でフォローを行うことができます。

 

また、トップで悩んでいる方の多くは、インパクト前に左足が伸びきってしまっています。

左足が伸びきることで、つられて左肩の高さも変わってしまうためトップのトラブルが出てしまいますので、左膝はまだ伸ばし切らないようにしましょう。

 

フォローとフィニッシュにおける正しい身体の使い方とは?

 

フォローの時にはすでにスイングエネルギーはボールに伝達されていますが、スイングの遠心力は依然として作用していますが、このスイングエネルギーをゼロにして止まる時には相応の負荷がわたしたちのからだにかかるため、やはり筋肉や関節の柔軟性が重要となります。

 

特に、フィニッシュの時にはつま先は正面を向いているにもかかわらず、腰は飛球線方向を向くため左股関節の内旋動作は最大になります。

同様に体幹は飛球線より左に向くことでスイングエネルギーを吸収して『停止状態』を作り出しますので、柔軟な胸郭、肩甲骨がなければそのエネルギーは腰などに大きな負荷をかけてしまいます。

これらの柔軟性を確保したうえで、スイングエネルギーを吸収しながら肘をたたむことでフィニッシュを迎えることができます。

フォローとフィニッシュにおける正しい身体の使い方とは?

フィニッシュが決まるとカッコいい!

 

ゴルフスイングに必要な正しい動作のまとめ

 

ゴルフスイングに必要な正しい動作とは、ゴルフクラブの性能を最大限に発揮する物理運動です。

ゴルフスイングという動作自体は、そのための一連の動作にすぎません。

また、筋肉や関節の柔軟性をあげることはケガのリスクの低下につながるだけでなく、スイング動作で作り出す運動エネルギーを最大化することでゴルフクラブの性能を最大限発揮することにも貢献します。

ゴルフスイングにおける物理運動については、またあらためて解説していきたいと思います。

 

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

追伸

みなさまからのラジ生?への参加をお待ちしております!

参加方法や企画内容につきましてはこちらをご覧ください。
ラジ生?はじめました。

 

ミスとケガを減らすための ゴルフスイングに必要な正しい動作とは?

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