地面からの大きな反力を中継する膝関節

膝関節

 

膝関節について

 

膝関節の動きは、主に曲げたり伸ばしたりという動作が多いが、
構造上、骨の構造による結合は弱く、それを補完するために
数本の強固な靭帯により関節がつなぎとめられている。

また、人体で最も筋力の強い関節動作の一つであり、
ゴルフスイングにおいて地面からの大きな反力を
骨盤、体幹に正しく経由するうえでも
膝関節の筋群、関節について正しく理解しておくことは大変重要です。

また、膝関節の動きには、主に太もも前面の大腿四頭筋と、
太もも裏のハムストリングが主に関与しています。

ゴルフスイングにおいては、膝関節を大きく曲げたり伸ばしたりという
動作自体は非常に小さいものですが、

地面からの大きな反力を受け、またその大きな力を
骨盤、体幹に中継する必要がある以上、
膝関節周辺の筋群の働きを理解し、その機能や柔軟性を向上させることは
スイングエネルギーのアップに直接的に大きく貢献することは間違いありません。

ぜひ、膝関節の構造、機能を正しく理解して
効率的なスイングエネルギーの活用とスイング改善につなげましょう。

大腿四頭筋

 

大腿四頭筋

 

大腿四頭筋は、中間広筋、内側広筋、外側広筋、大腿直筋の総称で、
脚を伸ばす作用を持ちます。

大腿直筋のみ股関節と膝関節をまたぐ二関節筋であり、
脚を前に振る動きも伴います。
また、大腿直筋を除く、3つの広筋は単関節筋であり広筋群とも言われます。

中間広筋や外側広筋など大きな筋が集まっているため
まとまった筋群である複合筋としては、人体の中で最も大きな体積を持ちます。

立ち上がり、歩行、ランニング、跳躍など日常生活からスポーツまで
広く多くの動作で使われる非常に重要な筋群であり、

ゴルフスイングにおいては、地面からの反力を経由するだけでなく、
傾斜時のショットなど、いつでも安定した再現性の高いショットを作り出すうえでは、
必要不可欠な筋群です。

ハムストリング

 

ハムストリングス

ハムストリングとは、太もも裏側になる半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋の総称で、
ハム=太ももの裏にある膝の近くの腱=ストリングを形成していることが、名前の由来です。

膝を曲げる動きだけでなく、脚を後方に振る動きもあり、
膝よりもむしろ股関節に強く作用する筋群と言えます。

地面からの反力をスイングに活かす ハムストリングストレッチでも述べたように、
このハムストリングが硬くなり柔軟性が欠けてしまうことで、

骨盤の左右対称性がなくなる、つまりは骨盤に歪みが生じ、
体幹を支える腹横筋の正しい作用が得られなくなってしまい、

基礎も土台もグラグラな危険な状態に陥りどころか、
腰痛、肉離れなどの障害を生じるリスクが俄然高くなることから

硬いハムストリングは、
ゴルファーにとって百害あって一利なしと言えます。

ハムストリングの構造と正しい機能を理解して、
しっかりメンテナンスを行いましょう。

大腿二頭筋

 

大腿二頭筋

ハムストリングで最も外側にある筋。

坐骨結節から起始する長頭と大腿骨粗面から起始する短頭があり、
長頭は膝関節屈曲(脚を曲げる)よりも股関節伸展(脚を後ろに振る)時に貢献する。

ダウンスイングからインパクトに向けて、
(右打ちの場合は右側の)この筋が働くことで右足を蹴りだし(股関節を伸展)、
スイング軸の回旋とスイングエネルギーを作り出している。

半腱様筋

 

半腱様筋

脚を伸ばす膝関節屈曲と
脚を後方に振る股関節伸展の働きを持つ二関節筋で、

半膜様筋を覆うように位置している。

腱及び筋繊維が長く、短距離走のアスリートに発達がみられる筋です。

この筋も、ダウンスイングからインパクトに向けて、
(右打ちの場合は右側の)この筋が働くことで右足を蹴りだし(股関節を伸展)、
スイング軸の回旋とスイングエネルギーを作り出している。

半膜様筋

 

半膜様筋

半腱様筋同様、脚を伸ばす膝関節屈曲と脚を後方に振る
股関節伸展の働きを持つ二関節筋で、

ハムストリングスの中では脚を伸ばす膝関節屈曲時の貢献度が比較的高く、
また、筋繊維が短いのが特徴。

この筋も、ダウンスイングからインパクトに向けて、
(右打ちの場合は右側の)この筋が働くことで右足を蹴りだし(股関節を伸展)、
スイング軸の回旋とスイングエネルギーを作り出している。

 

 

膝関節

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