インパクトの瞬間、ゴルフボールに最大のパワーと
スピードを伝達するためには、クラブからでも腕からでもなく、
地面からのエネルギーが起点になります。
これは野球のピッチャーの投球フォーム
サッカー選手がフリーキックを蹴るフォームをとっても同じです。
地面からの反力が脚から骨盤へ、
骨盤から体幹部へ、体幹部から肩、腕へと伝達され、
最終的にゴルフクラブとボールに伝達される。
ゴルフスイングにおいて効率よくエネルギーを伝達するために
重要なエネルギー伝達経路となるのが、身体の中心部にある体幹です。
このようなエネルギーの一連の伝達はキネティックチェーンと言われ、
身体における一定のエネルギーを効率的に伝達するうえでは大変重要となります。
理想とするゴルフスイングにおいて最大のパワーとスピードを求めるにあたり、
各関節の可動域を大きくすることでそのエネルギーを最大化し、
各関節や筋肉の柔軟性が欠けることは、エネルギーロスを意味します。
つまり、スイングエネルギーの伝達効率を最大化するために
その伝達経路の中心である体幹部を再教育し、
そのうえで関節や筋肉の柔軟性(可動域)、安定性を
向上させるトレーニングが必要になるわけです。
そのために、このサイトでゴルフスイングに関わる身体の部位について
解剖学で正しい知識を身に付けて
理想のゴルフスイングづくりのお役に立てて頂ければと思います。
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